2012年7月17日火曜日

割れてしまった電気器具ノブ(ツマミ)の直し方

1年前に買ったコンベクション(ファン付き)オーブントースタのタイマツマミが取れてしまった。シャフトを咥えているプラスティックの鞘が二つに割れている。このツマミはメカニカルタイマを設定するので一番力がかかる。

このオーブントースタは他にも問題があるのだがそれはさて置いて、ツマミ一つを取り寄せるとなると多分2週間ぐらいの時間と$20ぐらいの金がかかると予想した。たかがツマミ一つに、だ。

ツマミの裏側
割れたプラスティックの筒に
針金を巻いてエポキシで固めた
だからダメ元で自分で直すことにした。

まずは単純に二液混合型のエポキシ接着剤で試してみるが、念入りにクランプで挟んで一日硬化させたあと試したら見事に同じところが割れてしまった。

そこで一計を講じ、割れたところを手元にあった銅の針金で巻いてからエポキシ接着剤をたっぷり付けたら上手く行った。ただし、接着剤が多すぎて最初は上手くオーブントースタのパネルに入らなかったので、ドレメルで接着した所の周囲を削ったらばっちりはまった。

このドレメルという工具は、高速ロータに色々なアタッチメントを付けて切ったり削ったりするものだが、他にもいろいろな使い道がある便利もの。
  • 縁の部分がちょっとかけてしまったガラスのメジュアリングカップのかけた部分を滑らかする。
  • 金鋸では引っかかってしまって上手く切れない薄いパイプ状の金属(たとえばカーテンレール)を綺麗に切る。
等など、重宝している。

まぁ、絶対なくてはならない工具ではないと言うか、なければそれでできることができない・最初から諦める仕事で、個々の必要性は大したものではないから初期投資には蛮勇がいるが、こういうものは欲しいときにあってこそ便利な工具なので何かのときに揃えるとよいかもしれない。

こういう工具を使うときはちょっとコツがある。重たい工具の方を持って動かしてはいけない。工具は固定して材料の方を動かすと細かい作業が楽にできる。

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